8 Dec 2015
実例、実例&実例のオンパレード。
「平均申し込み倍率3.3倍」を実現したノウハウが詰まった本書は、
集客で悩むNPO必読の一冊です。
どうすれば人の集まる講座がつくれるのか
今回ご紹介する一冊は、「人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方」。
講座申し込み率3.3倍を誇る「ヒット企画」仕掛け人!!
タイトルひとつで定員オーバー続々!!
ココロに響くタイトル・チラシ、メリットありそう、行ける時間帯、で申し込み殺到!
もはや、講座づくりのバイブル
著者の坂田静香(旧姓牟田)さんが、東京都大田区の男女平等推進センター「エセナおおた」で身につけた数々のノウハウを徹底解説したものとなっています。
いろいろな地方に伺ってみると、たしかに日本全国で、「人は集まっていない」のが現実です。しかし、私は、人口が多かろうが少なかろうが、天気がよかろうが悪かろうが、無料だろうが有料だろうが、人が集まることに関係ないと申し上げています。
「誰にでも来てほしい」は誰も来ない。
「どんな人が来てもいいし、どんな人にも来てほしい」というのは、会を主催する側としてはもちろんです。しかし、もっともこの講座に来てほしい人はどんな人か、は企画の段階で考えたほうが、人を集める戦略を立てやすく、その結果「ターゲットを絞ったほうが人が来る」という逆説的な結果に結びつくのです。
「タイトルとチラシでこんなに変わった!」というビフォーアフター事例がわかりやすいですね。
手に取ってもらえるチラシ作成のポイント
本書では数々の実例をもとに、手に取ってもらえるチラシのポイントをまとめています。
・タイトルは上から3分の1の部分が勝負
・必ず縦型のデザインにする
・イラストはできるだけ入れる
・チラシのあらゆるところを読ませる工夫を
この文面だけでは理解できないかもしれませんが、
本の中では実例とともに解説してあるため、すぐに活用できるように工夫されています。
チラシづくりだけでなく、講座やイベントづくりでお悩みのNPOにとっては必読書ですね。
最後になりましたが、
日々、NPOで活動していて、
チラシデザインを学ぶときにおすすめな本はありますか?
あるいは、行ってよかった講座はありますでしょうか?
もしあれば、ぜひ教えて下さい。
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