13 Oct 2015
すでに実施したチラシをどう評価するか。
もちろん反応率や費用対効果など、定量的な評価方法もありますが、
今回は「分かりやすさ」という定性的な側面で簡単にチェックする方法をお伝えします。
普段、デザインのご相談をいただいたときに使っている
「分かりやすいチラシをつくる7つのチェックポイント」を共有します。
分かりやすいチラシをつくる7つのチェックポイント
□ オモテ面の上部に重要な情報を、わかりやすく、短くまとめていますか?
□ 参加者のメリット(参加する価値)やベネフィット(得られる有益なこと)は書いていますか?
□ 講師に一言説明文は付いていますか?
□ 専門用語は言い換えるか、補足説明をしていますか?
□ 装飾によって文字が読みづらくなっていませんか?
□ 初めての人でも安心させる情報(他者からのお勧め、過去参加者の声など)は入っていますか?
□ 信頼させるような情報(実績、受賞歴、権威のある人からのメッセージなど)は入っていますか?
いかがでしょうか?
このチェックポイントは、私のこれまでの経験だけでなく
NPO向け広報の名著「こうだったのかNPOの広報」のエッセンスをまとめて作成しています。
この本の紹介はこちらの記事に書いています。
分かりやすさは、参加する方への最初のおもてなし
読み手にとって、少しでも分からないことがあると
それがハードルや障壁となり、壁となって
「なんか違うな」「ちょっと関係ないかも」というように
興味を削がれてしまう要因にもなってしまいます。
チラシを見やすくしたり、分かりやすくすることは、
手料理を食べやすくしたり、美味しくしたりすることに似ています。
つまり、読み手のことを思い浮かべて思いやる心、
疑問や不安を先回りして気を配る優しさが大切なのだと思います。
チラシを分かりやすくすることは、参加する方への最初のおもてなしとも言えますね。
日々、NPOで活動していて、チラシづくりでこんなことを気をつけている、
あるいは、この内容を入れたら好評だった、
そんな実体験はありませんか?
もしあれば、ぜひ教えて下さい。
(写真提供:ペイレスイメージズ)
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